「白根の家リノベーション」上部構造の補強。
前回は耐力壁、水平構面でしたが、今回は梁の補強。

耐震補強
梁は言うまでもなく鉛直の加重を負担します。
建物の自重、家具や人間の重み。雪の重みなど。
白根の家では既存の2階床梁が細い部分があり、歩くと梁のたわみによる振動を体感するほどでした。

耐震補強

そういった部分を補うには…
・梁を支えるため柱を新たに立てる。
・梁の交換または既存梁の下に補強梁を入れる。
などの方法があります。
工事としては柱を立てた方が簡単で確実です。
しかし、プラン上柱が立てられない場合などは補強梁による方法となります。

耐震補強
補強梁を入れる工程は一歩間違うと梁を落下させてしまうため3~4人がかりで慎重に行います。

耐震補強
無事に補強が完了。
こういった工程は経験、技能が要求されるため年配の職人さんのアドバイスが非常に役立ちます。

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

この記事を書いた人

宮崎 直也

宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。