新事務所の改修工事、断熱編!
改修工事の場合断熱・気密工事は複雑になりがちですが、今回は壁や床を撤去しての改修のため比較的シンプルに施工できました。

断熱リフォーム
天井は吹込みにて断熱工事を行いましたが、一部下屋になっている箇所はグラスウール充填を選択。手作業にてグラスウールを充填していきます。

断熱改修

簡単そうですが、天井下地や電線のひしめく中隙間なくグラスウールを充填するのはなかなか大変な作業です。

断熱改修
一段下がった下屋部分に天井高を確保するべく土間の高さ、天井の勾配、断熱材の厚みなどを検討していきます。
各種要素のせめぎ合いです。(笑)
改修工事は既存の条件に合わせて工事を行う必要があるため新築以上に臨機応変さが求められます。

断熱改修
ダウンライトのためBOXを天井に埋め込んでおきます。
この勾配天井部は難所でしたが風山君、難なく納めてくれました。
さすがです!m(__)m

断熱改修
内部の断熱はいつもの仕様。
リフォームではおろそかになりがちな気流止めも確実に施工しています!

断熱改修
天井はセルロースファイバー吹き込み。
ブローイングマシンを搭載したトラックが到着!

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〈施工前〉
点検口よりホースを引込み吹き込んでもらいます。
今回はセルロースファイバー300㎜!

断熱改修
〈施工後〉
電線や梁などの隙間もバッチリ吹き込んでもらいました。
いかにも暖かそうで満足、満足。^^

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。