私たちのように工務店や設計事務所を生業とする方々の多くは「建築士」という資格を持ちます。
「建築士」とはひとことで言うと建築物の設計や工事を監理するために必要な資格、その社会的な意義を一般の方に知ってもらおうと「建築士の日」が制定されています。
このたび、6月26日(日)に建築士の日記念事業として講演会とパネルディスカッションが開催されます。

地方で建築を仕事にする

前半は青森県弘前市在住の建築家、蟻塚学さんにご講演頂きます。
蟻塚さんは青森県出身ですが、広島大学に進学されその後三分一博志建築設計事務所に入所、様々なプロジェクトに携わります。その後、青森県に戻られ設計事務所を開設。現在に至ります。
青森に限らず地方では「建築家」という存在はそれほど認知されていません。
広島での所員時代に世界的なプロジェクトにも携わって来られた蟻塚さんは、
どのような想いで青森に戻ることを決断されたのでしょうか。

建築は地域との結びつきが強い仕事です。
たとえば、冬は雪や雨が多く夏も厳しい新潟の家と、北海道や沖縄、東京の家では当然作り方も違ってきます。
その土地特有の建築素材もあります。
地域の人口や年齢層、嗜好によっても求められる仕事の内容は変わります。

一方で(建築に限らず)際立った職能があれば、全国を相手に仕事をすることも可能です。
ましてやコロナ禍以降、これだけオンラインが発達した世の中なら尚更。

様々な立場からみた新潟

後半はパネルディスカッションへと移ります。
蟻塚さんにパネラー4名を加え、地方で仕事をすることについて更に掘り下げていきます。
パネラーは以下の方々
遠藤大樹さん(アンドウッド代表、新潟在住、Iターン)
大沢雄城さん(オンデザイン建築家、新潟・横浜2拠点生活)
九里裕之さん(九里家具製作所 nine代表、新潟在住、Uターン)
高橋良彰さん(高橋良彰建築研究所主宰、新潟在住、Uターン、本講演の実行委員長)
ずっと新潟在住の宮崎(副実行委員長)も司会として加わります。

パネルディスカッションの主なテーマ(予定)としては
・地方に戻る(来る)前にイメージしていたこと、実際に違ったこと
・地方に戻って(来て)何から始めたか
・仕事をする場としての地方、生活をする場としての地方
・地方のよい所、わるい所
などです。
ずっと新潟在住の私が事前打合せ時に4人のお話をお聞きしましたが、まず単純にお話が面白く、新鮮で発見が多くありました。ここに蟻塚さんも加わっていただいたら更に深まったお話になることは間違いありません。
・新潟に在住の方
・これから新潟に移住しようとお考えの方
・これから東京などに出てお仕事をしようとお考えの方
様々な方に是非とも聞いてほしいと素直に思いました。

会場となるりゅーとぴあ能楽堂。独特の雰囲気、迫力があります。
実行委員で会場を下見に伺った際の様子

建築士の日記念事業 蟻塚学講演会

日時:6月26日(日)13:30より
場所:りゅーとぴあ能楽堂
参加費:無料
お申し込み:メール又はFAXでお願いします
メール kenchiku727@025arc.net
FAX 025-285-2911 
詳細は添付のパンフレットをご参照下さい
(宮崎までご一報頂いても受付できます。)

本事業は建築関係者だけでなく、一般の方や学生さんも大歓迎です。
会場も普段訪れることの少ない独特の場所。
ご興味のおありの方はぜひお気軽にご参加下さい。

この記事を書いた人

宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。