中条の家の屋根はガルバリウム鋼板の横葺き。

屋根葺き材は様々種類がありますが屋根形状やデザイン、コストなどを検討し最適なものを選択しています。

板金屋根の場合「雨の音は気になりませんか?」と質問される事があります。
宮崎建築では板金屋根の下地に吸音ボードを施行し、小屋裏には断熱材(中条の家はセルローズファイバー300㎜)が充填されるためほとんど気になることはありません。
リフォームなどで瓦屋根から板金屋根に葺き替えた時、下地に吸音材などを使用しなかった場合に雨音が気になることがあるようです。

ガルバリウム鋼板 横葺
下葺き材(防水シート)の施工
薪ストーブが搭載されるため先行して煙突部材が設置されています。

ガルバリウム鋼板 横葺
煙突が屋根を貫通する場合まず気になるのが雨水の処理。
現場で職人さんとディスカッションを重ね最適な施工方法を検討。
板金屋さんが「絶対雨漏りしない!」と太鼓判を押す安心な納まりとなりました。^^

ガルバリウム鋼板 横葺
屋根葺き材が大型車で運搬されて来ました。

ガルバリウム鋼板 横葺
12m程あるため6人掛かりで慎重に2階の屋根まで上げます。
誤って折り目など付いたら使い物になりません。(汗)

ガルバリウム鋼板 横葺
どんどん張り進みます。
雪止め金具も設置!
連続する横ラインがカッコ良い。
色はギングロ。落ち着いたいい色です。

ガルバリウム鋼板 横葺
棟の換気部材を設置し屋根葺き完了。
後はいくら雨が降っても安心です。^^

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。