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上部構造の補強。②

「白根の家リノベーション」上部構造の補強。
前回は耐力壁、水平構面でしたが、今回は梁の補強。

耐震補強
梁は言うまでもなく鉛直の加重を負担します。
建物の自重、家具や人間の重み。雪の重みなど。
白根の家では既存の2階床梁が細い部分があり、歩くと梁のたわみによる振動を体感するほどでした。

耐震補強

そういった部分を補うには…
・梁を支えるため柱を新たに立てる。
・梁の交換または既存梁の下に補強梁を入れる。
などの方法があります。
工事としては柱を立てた方が簡単で確実です。
しかし、プラン上柱が立てられない場合などは補強梁による方法となります。

耐震補強
補強梁を入れる工程は一歩間違うと梁を落下させてしまうため3~4人がかりで慎重に行います。

耐震補強
無事に補強が完了。
こういった工程は経験、技能が要求されるため年配の職人さんのアドバイスが非常に役立ちます。

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

by   at 18:52  | Permalink  | Trackbacks (0)

手作りお菓子。

以前にもブログで紹介したことがありますが、私の妻はお菓子作りが趣味です。
昨年は次男を出産したこともありお菓子作りはあまり出来なかったようですが最近復活してきました。
昨日も夜な夜な生産していたようで寝室に甘い香りが漂ってきました。

手作り ケーキ
まずはチーズケーキ。
おいしかったです。
作ってすぐ食べると軽い感じですが2日くらいたつと濃厚で深みが出ます。
「ナントカジャムを上に塗るといいんだけど…。」と言っていましたが私はさっぱりわかりません。
数年前に作ったものと比べるとウデが上がったように思います。
(感想も同じようなこと書いてますね…)

手作り シュークリーム
そしてシュークリーム。
これまたおいしい。
皮が固めで食べごたえあり。

私はお菓子が大好きなので(子供より)喜んでいます。

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

by   at 18:20  | Permalink  | Trackbacks (0)

上部構造の補強。

建物を改築する際もっとも重要視しなければならないのは耐震性です。
いくら内装や外壁がきれいになっても肝心の構造が傷んでいたり耐震性が不足していれば安心して暮らすことはできません。

リノベーションなどの大規模な改築や、外壁の張り替えなどは構造を点検し補強ができるチャンスです。
床、壁、天井を撤去した間に「ついでに」構造の補強ができるからです。
耐震補強工事を単独で行う場合、実際の補強工事よりも、その部分の壁の撤去や復旧費用の方が多くかかることも多いのです。(そのため内装の費用が掛かりにくい収納などを中心に補強計画を立てます。)

白根の家
基礎工事を終え上部構造の補強へと進みます。

耐震補強
補強は筋かいが中心となります。
新たに設置する筋かいは、1階 76本 2階19本 合計95本。
既存の筋かいは3本だけでしたので当然ですが大幅増!となります。
(既存の筋かいは断面が小さいので交換となりました。)

耐震補強
斜めに木材が入っているのが「筋かい」。地震力、風圧力に抵抗します。
Xになっている所(ダブル)と/になっている所(シングル)があります。
1階部分は2階の加重を負担しているため地震時にかかる力も大きくなります。
そのためほとんどがダブルです。

耐震補強
取付けられた筋かい、柱部分には補強金物が取付けられます。

耐震補強
水平面は火打ち金物で補強。
梁端部は羽子板ボルト。

耐震補強
柱の根元はホールダウン金物。
設計に基づいて耐力壁、金物を取付けました。
これで一安心。

このくらいの年代の建物は金物がほとんど使われていません。
使われていてもごくわずか。
白根の家でも2階の小屋組みには1部使われていました。
当時は金物の種類も少なく、高価であったことも使われていない要因ではないかと思います。

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

by   at 08:26  | Permalink  | Trackbacks (0)

基礎の増設と不陸、傾きの調整。

「白根の家リノベーション」
11月初旬には解体が完了しました。

リフォーム リノベーション
屋根、柱を残しほぼスケルトン(骨組み)の状態に。

リフォーム リノベーション
まずは建物の不陸(高低差)と傾きの確認。
柱の傾きをワイヤーで引っ張り直しているところ。
ただし、無理に直そうとして梁や土台を痛めることもあるので加減をします。
完全に直せない部分は造作時に建具の枠などで調整。

リフォーム リノベーション
基礎補強、増設。
耐震設計の計画に基づいて耐力壁の直下など基礎のない部分は増設します。
写真はろうそく石の上に柱建てとなっていて土台も入っていなかった箇所。
リフォームやリノベーションで基礎工事が発生する場合、重機が入らないことがほとんどなので手作業での工事となります。
ハードですがとても大切な工程。基礎屋さんに感謝です。

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新潟県阿賀野市 宮崎建築


by   at 06:45  | Permalink  | Trackbacks (0)

「高性能建材導入促進事業」

白根の家では「既築住宅における高性能建材導入促進事業」という長い名前の補助金も使用しています。
補助率が対象経費の1/3。上限150万円です。

この補助金は既築住宅に窓、断熱材などの高性能建材を使用し省エネ改修する際に使えるものでリフォーム、リノベーションのためのもの。
ただし、公募の開始が平成25年8月1日、工事の完了が平成26年1月15日とピンポイントのため、タイミングが合わないと使えません。

補助金申請などの事務作業は得意ではないのですが、申請を終え予約者決定を受けないことには着工できないため急ピッチで作業を進めました。

書類作成、提出から約1か月後の10月中旬、無事予約者決定が届き着工となりました。
交付予定額は約99万円。
耐震改修の140万円と合わせると約240万円となりました。

省エネ リフォーム
各補助金の提出書類。
真ん中の耐震設計のファイルは現場で汚してしまいました。(汗)

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by   at 15:43  | Permalink  | Trackbacks (0)