昨年の終わりころから、事務所近くで行われている鉄塔の新設工事。
製作途中で上部が未完成なところが不思議な感じ。
最小限の骨組みで電線を支える構造が美しい。
実際に作業しているところを見ると、こんなに大きな構造物も「人の手で造られている」と実感します。

これは、近くのゴルフ場跡地に建設された太陽光発電所からの電気を送電するためのもの。
田園に仰々しい鉄塔が出来ることにやや抵抗感もありましたが、太陽光発電という再生可能エネルギーを利用するためとあれば納得感もあります。
原子力や火力、太陽光や水力など、発電方法は数あれど、いずれにしても電気を使わなければ現代の生活は成り立ちません。

「今自分が使っている電気はどこから来ているのか」
この鉄塔を見て、少し意識するようになりました。

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。