埼玉建築探訪の旅、その②です。
メッツァビレッジのある飯能市を後にし、さいたま市へ向かいます。

ヒアシンスハウスへ

ヒアシンスハウスとは(直前の予習によると)詩人であり建築家でもある立原道造が別荘として計画していたものを実際に建築したものです。
建築面積はわずか15㎡ほど。
「別荘」というより「小屋」という方が近いのかもしれません。

ヒアシンスハウスは別所沼公園の敷地内にある
公園内を歩くと緑の向こう側に佇む小屋が見えてくる
ヒアシンスハウスは内部にも入ることができる
建築関係の方だけではなく、立原道造の詩のファンの方も多く訪れるそう
この日も立原道造の作品を手にした女性たちが訪れていた
経年変化した杉板の外壁が味わい深い
階段も内部の床も杉板
内部は土足
片流れの妻部分は鋼板張り
雨戸部分に十字の切込みがある
雨戸を閉めていても小窓的な役割を果たしそう
出隅の柱のみ残して全開放となる窓
外と中がゆるく繋がる

別荘として計画されたヒアシンスハウス。
「別荘」というと色々と整ったイメージがありますが、ここは最小限の設備、スペース。
やはり、「小屋」という方がしっくりきます。
とても魅力的な建築で現代の住宅においても大いに参考になると感じました。

この後、大宮盆栽村で盆栽を眺め、氷川神社を参拝。
帰路につきました。

今回のツアーも建築からカルチャーまで色々と感じる部分があり、忙しい日々の中でもこういった時間を確保することの大切さに改めて気づくことができました。

この記事を書いた人

宮崎 直也

宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。