2/9(日)に福島県会津若松市にて一般ユーザー向けのセミナー講師をさせて頂きました。
このセミナーは福島県で高断熱住宅をつくる工務店、会津暖家さんの企画で、現在住宅の新築やリフォームをお考えの方に向け開催されたものです。
当日は気温も下がり、雪がちらつく天候。
セミナーに参加される方にとっては移動などご苦労あったかと思いますが、寒い時期だからこそ感じる住まいの悩みを考えるには良い気候でした。

会津暖家「家長」の齋藤さんによる開会のご挨拶。
住宅を計画する際は新築でもリフォームでも「まずは暖かい家とすること」を考えて欲しいとのメッセージ。
お越しになられた方の家づくりに「少しでも参考になれば」との思いが伝わる。

前半は新住協の会沢さんによるお話。
リフォームを計画する際、考えておくことについて全国の事例を交えながら。

後半は私による断熱リフォーム事例。
・全体改修
・建物の一部を区画しての断熱リフォーム
・他のリフォームのついでに行う断熱リフォーム
等についてお話させて頂きました。

会場では高断熱住宅について感覚的にわかりやすい模型の展示も。
左が一般的な新築住宅、右が超高断熱住宅。

その後会場を移動し構造見学会。
エアコン(14畳用1台)を稼働させ断熱性能を体感してもらう試み。(建物は約50坪、畳100畳分の広さ)
当日は外気温が-0.1度となっていましたが、室内に入ると22.5度。
仕上げ材を張る前の段階でこれだけの室内環境になることは、理屈が分かっている私にとってもやはりインパクトがありました!

会津暖家さん、この度は貴重な勉強な機会を与えて頂きありがとうございました!

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。