「中央町の家」断熱材の充填作業。
壁部分に使用するのは高性能グラスウール16K 120㎜厚です。
壁の厚みが120㎜なので壁のなかいっぱいに断熱材が入ります。

このグラスウール。ただ入っていればよいというものではなく、押し込みすぎず、かつ隙間なく入れる必要があります。
詰め込みすぎて断熱材が押しつぶされたような状態では本来の性能が発揮できなくなってしまいます。

断熱材 グラスウール
グラスウールはこのように袋詰めで搬入されます。
約3坪入り。
袋をカットすると膨れ上がります。
布団圧縮袋のイメージです。^^

断熱材 グラスウール
外周部はモイスにより耐力を確保しているため筋かいがありません。
よって、グラスウールの充填もスムーズ♪
筋かいがある場合はより入念に施工する必要があります。

断熱材 グラスウール
きっちりと施工されています。

このグラスウール、数社から販売されていて性能、価格ともほぼ同じです。
大きな違いは「色」。
赤、黄色、白などがあります。
その中でも私は赤い断熱材を好んで使います。
理由は「暖かそうだから!」(笑)
※色で性能は変わりません。


グラスウール施工の様子。
早送り再生ですが、施工精度の良さは伝わります。

【お知らせ】
中央町の家「暖かい家の構造見学会」を開催します!
ご興味がおありの方には補助制度のご案内も致します。
お気軽にご参加ください。^^
日時:2月26日(日) 10時~16時

詳細はこちら

阿賀野でつくる木の住まい
新潟県阿賀野市 宮崎建築

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。