
上木戸の家は、床面積28坪のコンパクトな住宅です。
設計段階から敷地の周辺環境を丁寧に読み取り、空間に広がりを感じられる住まいとしました。
開口部は夏の日射遮蔽やプライバシーに配慮し比較的小さめですが、方位や配置を工夫することで、明るさや視線の抜け、開放感を確保しています。
性能面では、壁の断熱厚210mm、全ての窓にトリプルガラスを採用した超高断熱仕様。
全館空調により、吹き抜けとつながる2階ホールのワークスペースも一年を通じて快適に過ごせます。
暖房はリビングの床下エアコン(8畳用)1台で、足元からやわらかく家全体を暖めます。
DATA
- 基本設計・実施設計:高橋良彰建築研究所
- 温熱計算・構造設計・施工:宮崎建築株式会社
- 家具展示協力:ISANA
- 写真撮影:鈴木亮平(Daily Lives Niigata)
- UA値:0.29W/㎡K
- Q値:0.94dW/㎡K
- HEAT20 G2グレード
- Q1住宅 Level2
- 耐震等級3(許容応力度計算による)