中央町の家の温熱スペックのご紹介。
新潟 高断熱

基本的な断熱仕様は宮崎建築のいつもの仕様。
天井:セルローズファイバー吹込み 300㎜
一部屋根断熱:高性能グラスウール16K 240㎜  
壁:高性能グラスウール16K 120㎜  
基礎断熱:押出し法ポリスチレンフォーム立ち上がり120㎜ スカート75㎜ 
サッシ:YKK APW330

Qpexによる計算結果は…
Ua値=0.37W/㎡K  
Q値=0.99W/K  となっております。

新潟 高断熱
↑Qpex3.32計算表
ちなみに、Ua値やQ値というのは断熱性能を表す数値で建物からの熱の逃げやすさを示しており、数値が低いほど高性能です。

Ua値0.37W/㎡KはHEAT20のG1グレードをクリアー。
国の基準では北海道でも0.46W/㎡K以下ですのでかなりの高性能と言えます。

新潟 高断熱
HEAT20ホームページより抜粋

精度の良い施工が大切!
ただし、計算上は高性能でも現場の施工がおろそかでは「絵に描いた餅」です。
精度の良い施工で断熱材の性能を100%発揮させ、気密測定などで数値を検証する事が大切になります。

この記事を書いた人

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宮崎 直也

宮崎建築4代目で、設計・施工・管理を担当しています。
新潟県ならではの「冬寒く、夏暑い」という悩みに、建て替えなくても新築と同等以上の断熱性能が確保できる断熱リフォームを手がけています。一般的なリフォームとは違い、少ない光熱費で全体の空調を実現しました。
2級建築士、1級技能士、職業訓練指導員、平成9年技能五輪新潟県予選1位、平成10年技能五輪全国大会出場。嫁さん大好き。